インスタントラーメン考

ラーメンには、次のようなものがある。

  1. 店で食べるようなラーメン
  2. 市販の生麺
  3. インスタントラーメン

これらを同等のものと見て「インスタントラーメンは不味い」と言う人がいる。
しかし、それはどうだろうか。

確かに、上等なラーメン屋のラーメンは美味い。
だが、世の中には不味いラーメン屋というのもある。
店で食べるようなラーメンは、味の幅が大きいのである。

対してインスタントラーメンは、ある程度の味が保障されていると思う。
筆者はインスタントラーメンは好きだが、不味いインスタントラーメンを食べたという記憶は無い。
(尤も、湯の温度が低かったなどの製品の品質と無関係な要因は別である)

最近は、インスタントラーメンの質も向上してきた。
これは、もはやラーメンとは別の料理と言えよう。

ところで、皆様は日清食品の "e-noodle" というのを覚えているだろうか。
容器に水を入れ、電子レンジで加熱するカップラーメンである。
数年前に販売された時に食べたが、温度がうまく上がらなかったためか、美味いとはいえなかった。
やはり、予め沸かして熱湯にしたものを注ぐほうが「インスタントラーメン」に向いているようだ。

元祖インスタントラーメンと言えるチキンラーメン(こちらも日清)についても、賛否両論ある。
個人的には、嫌いでない。寧ろ好きな方である。
この味に賛否両論があることに関して、理由を考えてみた。

――否定派は、人工的な味が厭なのではないか。(この仮説に根拠は無い。指摘は歓迎する。)

確かに手作り感に欠け、無機質な味である。
これは、マクドナルドのハンバーガー等にも同じことが言えると思う。

このようなことを言っていると筆者はジャンクフードばかり食べていると思われてしまうかもしれないが、無論そんなことはない。
だが、これら“人工的食品”は味の保障という点が良い。
個人的には支持派である。

結局のところ、色々食べるのが良いのであろう。

《まとめと考察》
インスタントラーメンは、体に悪く単調なものであり、好きな人は好きだが嫌いな人は嫌いだ。
偶には違ったものも食べないと飽きるので、程々に色々なものを食べるのが良い。