閏秒という秒

閏と言うと、閏日や閏月が有名である。
では、閏秒というものを知っているだろうか。

現在、SI単位系(国際単位系)に於いて、時間の基本単位は「秒」である。
これは、セシウム原子(133Cs) の振動によって定義されている。
言わずもがなだが、86400秒 = 1日 である。

しかし、地球の自転周期は日々伸びている。
すると、観測による時刻と原子による時刻が合わなくなってしまう。
そこで、たまに原子時間に「閏秒」を挿入して調整しているのだ(協定世界時)。

具体的には、両者のズレが0.9秒以内になるようにしている。
0.9秒以上になるようなとき、以下の優先順位で閏秒が挿入される。
・6月30日23時59分60秒/12月31日23時59分60秒
・3月31日23時59分60秒/9月30日23時59分60秒

実は逆にズレた場合の為に、23時59分59秒を差し引く(負の閏秒)も定義されている。
しかし、こちらは今まで一度も行われたことがない。

また、上記の時刻(23時59分60秒)は国際標準時の話である。
つまり、日本時間では翌朝8時59分60秒である。


執筆: 2005年5月2日, 最終更新: 2008年8月1日

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