伝説と幻

伝説の男~ 伝説の男~ 今日は世界チャンピオンガッツ石松の~ 伝説を教えよう~♪
とは関係ないが、伝説について話したいと思う。

「伝説」って、なんだろう。
新明解国語辞典 第五版(三省堂)には、こうある。

*でん せつ[0]【伝説】 歴史上の人物や、具体的な事物・事件などに関する言い伝え。
〔広義では、事実よりも真実な話柄としてその社会に広まっている事柄を表す。(以下省略)

よくわからないが、少なくとも実生活では「伝説の男~ビバ・ガッツ~」にあるような使われ方をしているようである。

同じように使われる言葉に、幻がある。
「幻」って、なんだろう。
新明解国語辞典 第五版(三省堂)には、こうある。

まぼろし[0]【幻】 それを見たり 聞いたり した人があったと言われているのに、現実には存在が確認されていないもの。(以下省略)

これについて友人と対談した結果、結論が出た。

実体があるものが伝説 ないものがである

と。
言われてみれば、そんなような気もする。

しかしそう考えると、例えば「伝説の料理人」とは一体何が伝説なのだろうか。

  1. 伝説の料理 + 人
  2. 伝説の + 料理人

前者だとしたら、伝説の料理があって、それに対応する料理人が複数いても良い。
後者だとしたら、伝説の料理人がいて、その料理がどんなにマズくても伝説である。

…で、何が伝説なの?

考えれば考えるほど、わからなくなってきました。