大学の教員の主な職階は「教授」「准教授」「講師」「助教」「助手」である。
嘗ては「教授」「助教授」「講師」「助手」であった。
このような職階は、学校教育法で定められている。
高校以下の場合、教授に対応するのが「教諭」、講師は「講師」である。
では、助教授に対応する職階はないのであろうか。
実は、「助教諭」という職階も存在する。
これは、戦後間もない時期に教諭の不足を補うために多用された職階である。
現在ではこの職に就いている人は少ないだろう。
因みに、養護教諭に対応する「養護助教諭」という職も存在する。
【関連法令】学校教育法(昭和22年3月31日法律第26号)
- 第三十七条
- 15
- 助教諭は、教諭の職務を助ける。
- 17
- 養護助教諭は、養護教諭の職務を助ける。