日本工業規格 (JIS) で定められている鉛筆の芯の硬さには、以下の17種類がある。(左ほど軟らかく、右ほど硬い)
“Hard” の頭文字 H と “Black” の頭文字 B に数字を付けて、硬さを表している。
6B - 5B - 4B - 3B - 2B - B - HB - F - H - 2H - 3H - 4H - 5H - 6H - 7H - 8H - 9H
影が薄いのが、HB と H との間にある F である。
この “F” とは、“Fine” 若しくは “Firm” の頭文字である。
因みに、これらは敵性語の使用が避けられていた戦時下では以下のような漢字表記に置き換えられていたという。
(F の代替表記はよくわからなかった; 情報求む)
六軟 - 五軟 - 四軟 - 三軟 - 二軟 - 一軟 - 中庸 - ? - 一硬 - 二硬 - 三硬 - 四硬 - 五硬 - 六硬 - 七硬 - 八硬 - 九硬
こうして見ると、漢字表記の方がわかり易いようにも思えてくるのだが、如何だろうか。