日本では、1873(明治6)年よりグレゴリオ暦を採用している。
(明治の改暦については「ドケチの改暦」を参照)
グレゴリオ暦に於ける閏年の決め方は以下の通りである。
しかし、日本の公式の紀年法は和暦である。
上記の決め方はキリスト生誕を基準としてあり、公式に使うことはできない。
そこで、勅令「閏年ニ関スル件」では、閏年の決め方を以下のように定めている。
皇紀(神武紀元)とは、初代神武天皇即位年とされる年(紀元前660年)を基準とした暦である。
例えば西暦2005年は、皇紀2665年に当たる。
尤も、皇紀が定義されたのは明治5年。
現在では、仮に神武天皇が実在したとしても、即位したのは紀元前660年では有り得ないとされている。