イルカやクジラといえば、水中に棲む哺乳類である。
いずれもクジラ目に属する。
では、何が違うのだろうか。
実は、大きさの違いだけなのである。
成体の大きさが 4 m 未満のものがイルカ、4 m 以上のものがクジラである。
だが、あくまで一般的な大きさで種ごとに分類されているので、
ゴンドウイルカが大きくなってもクジラになるわけではなく、
マッコウクジラが大きくならなくてもイルカになるわけではない。
尤もマッコウクジラは生まれた時から体長 5 m 程あるので、普通はイルカたり得ない。