梨の大馬鹿十八年

「桃栗三年柿八年」と言えば、物事は成し遂げるには時間がかかることを示す言葉である。
発芽してから実を結ぶまでに桃や栗は3年、柿は8年かかるということである。

では「梨の大馬鹿十八年」は知っているだろうか。
あまり知られていないが、これも桃栗三年……の続きである。
「桃栗三年柿八年 柚子は九年で成り盛り 梅は酸い酸い十三年 梨の大馬鹿十八年」などという。
(諸説あり。枇杷などが出てくる場合もあり。)

尤も、初めからこのような「続き」が存在したのかどうかは定かではない。