「ケ/ヶ」「ツ/ッ」を含む駅名

「市ケ谷」「四ツ谷」等、「ケ」や「ツ」を含む駅名は多数あるが、これらをナミ字で「ケ」「ツ」と表記するか小書きで「ヶ」「ッ」と表記するかは揺れが大きい。
そこで、各鉄軌道事業者の公式サイトと『鉄道要覧』（電気車研究会・鉄道図書刊行会）においてこういった駅名がどのように表記されているかを纏めてみた。

『鉄道要覧』については、「本文」と「路線図」における表記を列挙した。
「本文」に記載の無い駅については「-」とした。

尚、鉄軌道事業者の公式サイトでの表記は、原則として各駅が紹介されているページにおけるものを採用した。
それが存在しない場合は各駅の時刻表や運賃表のページを、更にそれも存在しない場合は当該事業者の路線図を参照した。

「ケ/ヶ」を含む駅名

以下は「ケ/ヶ」を含む駅名のうち「カ」や「ガ」と読むものの一覧である（「大山ケーブル」のように「ケ」と読むものは対象外）。

『鉄道要覧』本文の北総鉄道北総線の項には「京成高砂，新鎌ケ谷」と書かれた次の行に「新鎌ヶ谷，小室」と書かれており、整合性を欠いていた。〔2015年2月8日追記: 平成24年度版で修正されたようです〕
他にも「本文」と「路線図」における表記が一致しないものが幾つも見られた。
駅名の表記に関しては『鉄道要覧』の信頼性にはやや疑問があるように思える。

因みに、「自由が丘」のように「が」を含む駅名についても調査してみたが、こちらは「が」という表記で統一されていた。

「ツ/ッ」を含む駅名

「ツ/ッ」を含む駅名については、概ね「ツ」と読む場合は「ツ」、促音の場合は「ッ」という表記で統一されている。
以下はその例外の一覧である。

参考資料

• 『平成23年度 鉄道要覧』～『令和4年度 鉄道要覧』（電気車研究会・鉄道図書刊行会）
  • 上の表は平成23年度版による（北総鉄道新鎌ヶ谷駅を除く）

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