とりぷるハチマキボウイ・回想編(変)
これは昔書いたものをデフォルメした作品です。
昔々あるところに2人の少年が居た。
一人は何事にも興味が起きない男、それによって学校の行事も平気でサボる。
もう一人は、何事にも熱すぎる男、それで、やはり問題を起こす。
もっとも、印象に残ったのは2年前のことだ。
それは学校行事でもっとも、俺、つまりやる気のおきない男が嫌うもの。
つまり、体育祭、いかでさぼらん。と私は予行練習日から考えていた。
ただ、一瞬だが私を体育祭に行きたいと思わせることがあった。
というのも、ある一人のめちゃくちゃで輝かしくて優しくて狂わしい少年が居た。
それが、熱すぎる男、トリプルハチマキボウイ(実は四段あります。)
彼のあだ名(私の中だが)の由来は二年前。つまり私たちがまだ中学生だったころだ。
体育祭というとてもとてもわずらわしい行事があった。
わずらわしいというのはわたしにとっての価値判断で唯一で最大な標だ。
つまり、それの最たるものである体育祭はもちろん俺は行きたくなかった。
ただ、一人の××が私をそうはさせなかった。
なんと三色のハチマキ(イタリアの国旗と同色だったかな?)と黒い皮ひも
もといベルトを頭に付けていたのだ。そん行為は俺としても思いつかないし
したくもない。そんな行為を見た俺はセンセーショナルな衝撃を受けた。
耳と鼻から同時に炭酸最大のコーラを飲んだ気分。
そんなありえない感覚を彼は味合わせてくれた。
だが、俺は筋金入りの無趣味そして無気力な俺は結局休んだが、
彼がどうなったかは知らない
きっととめられたのかなっと思った。
そして、二年たって再び聞いたが、彼も今は成長して言った。
「反省はしていない」
やっぱり彼は成長していなかった。
でも、なんでか話している俺と彼はとても微笑んでいましたとさ。
それが俺たちに彼の記憶を残した。
彼みたいな人を勇者というのだろう。
日本の武士の心を現代によみがえらした彼。
彼こそ武士だ。日本人の心を持ち合わせた英雄だ。
最後に言おう。これが彼の唯一の武勇伝だ。
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