元号対照表

目次

旧暦の計算

日本の元号紀年法における各元号の元年と改元の布告日を列挙する。
各元号の布告日について、旧暦・ユリウス暦・グレゴリオ暦における日付と、ユリウス整数日 (JDN) を示している。
旧暦の日付については旧暦の計算を参照。

元号の使われていなかった時期については、天皇の在位紀年法における元年と、天皇の即位日を示している。
在位紀年法においては、前天皇の崩御年に即位した天皇は、即位年の翌年がその天皇の元年とされた。(踰年改元)

明治以前の各元号は、本表記載の布告日とは関係無く、元年の1月1日に遡って新元号が適用される。(立年改元)
大正以降の各元号は、布告日前日以前は旧元号、布告日以降は新元号が適用される。(即日改元)
(平成と令和は実際には改元に先立って公布されているが、本表には改元日を示す)

備考欄の日付は1872年(明治5年)以前は旧暦、1873年(明治6年)以降はグレゴリオ暦による。

南朝(大覚寺統)の元号

元号元年改元布告日/天皇即位日備考
旧暦ユリウス暦グレゴリオ暦JDN

北朝(持明院統)の元号

元号元年改元布告日備考
旧暦ユリウス暦グレゴリオ暦JDN

二帝並立時代の元号の整理

治承・寿永の乱

平家方源氏方備考
天皇元号紀年天皇元号紀年
1180年高倉天皇治承4年(高倉天皇)治承4年安徳天皇即位(2月21日)
安徳天皇­(安徳天皇)
1181年養和元年治承5年
1182年寿永元年治承6年
1183年寿永2年­治承7年後鳥羽天皇即位(8月20日)
寿永二年十月宣旨(10月14日)
後鳥羽天皇
寿永2年
1184年寿永3年元暦元年
1185年寿永4年文治元年安徳天皇崩御・平家滅亡(3月24日)
­
1186年文治2年

元弘の乱~南北朝時代

南朝(大覚寺統)北朝(持明院統)備考
天皇元号紀年天皇元号紀年
1330年後醍醐天皇元徳2年
1331年元弘元年­後醍醐天皇廃位・光厳天皇即位(9月20日)
光厳天皇元徳3年
1332年元弘2年正慶元年後醍醐天皇隠岐配流
1333年元弘3年正慶2年後醍醐天皇帰京・光厳天皇廃位(5月25日)
­
1334年建武元年
1335年建武2年
1336年延元元年­光明天皇即位・南北朝分立(8月15日)
光明天皇建武3年
1337年延元2年建武4年
1338年延元3年暦応元年
1339年­延元4年暦応2年
後村上天皇
1340年興国元年光明天皇暦応3年
1341年興国2年暦応4年
1342年興国3年康永元年
1343年興国4年康永2年
1344年興国5年康永3年
1345年興国6年貞和元年
1346年正平元年貞和2年
1347年正平2年貞和3年
1348年正平3年­貞和4年
崇光天皇
1349年正平4年貞和5年
1350年正平5年観応元年
1351年正平6年観応2年
1352年正平7年文和元年
1353年正平8年文和2年
1354年正平9年文和3年
1355年正平10年文和4年
1356年正平11年延文元年
1357年正平12年延文2年
1358年正平13年延文3年
1359年正平14年延文4年
1360年正平15年延文5年
1361年正平16年康安元年
1362年正平17年貞治元年
1363年正平18年貞治2年
1364年正平19年貞治3年
1365年正平20年貞治4年
1366年正平21年貞治5年
1367年正平22年貞治6年
1368年­正平23年応安元年
長慶天皇
1369年正平24年応安2年
1370年建徳元年応安3年
1371年建徳2年­応安4年
後円融天皇
1372年文中元年応安5年
1373年文中2年応安6年
1374年文中3年応安7年
1375年天授元年永和元年
1376年天授2年永和2年
1377年天授3年永和3年
1378年天授4年永和4年
1379年天授5年康暦元年
1380年天授6年康暦2年
1381年弘和元年永徳元年
1382年弘和2年­永徳2年
後小松天皇
1383年­弘和3年永徳3年
後亀山天皇
1384年元中元年至徳元年
1385年元中2年至徳2年
1386年元中3年至徳3年
1387年元中4年嘉慶元年
1388年元中5年嘉慶2年
1389年元中6年康応元年
1390年元中7年明徳元年
1391年元中8年明徳2年
1392年元中9年明徳3年明徳の和約(閏10月5日)
­
1393年明徳4年
1394年応永元年

出典